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「わ2020展」
2021年 未定
3331 Arts Chiyoda
(アーツ千代田3331)
東京都千代田区外神田6丁目11−14 -
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稲田 峻 展
2020年 11月23日(月・祝)~11月28日(土)
東京都中央区銀座7丁目−10−8
シロタ画廊 -
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第7回 風の会 フィレンツェ賞受賞者展
2021 年 7月1日〜8月1日
雪梁舎美術館
新潟県新潟市西区山田451
Tel. 025-377-1888 -
「生マレ出ズルコト」
ある季節ずっと咲いているように見える花も、実は短いスパンで入れ替わっており、そのように普段見えている 様々な形は実態があるようでなく…、その曖昧な視覚は人間の存在の有無さえも間違う事なく流れていく時間の 情緒感を伴いながら巻き込んでいる。
私が使用する岩絵の具は他の顔料より粒子が粗く、画面の中でまるで生きているように重なり混ざり合いながら 美しいハーモニーをかもし出す。様々に発色する色は、光のない体内で鼓動する心音のように変化し、やがて 描いている人体も背景も形となり無形となり、流動する粒子はいつでも何物にも変化できる状態で存在して いるようにも感じる。まるですべての物質を作っている素粒子のように…。
連綿と繰り返される人間の生そして死、またすべての物質が「生マレ出ズルコト」は、実はその素粒子が流動し 変化した今の時点での現象であるに過ぎない。限られた命の時間の中、生という奇跡の時を感じることで、 今を生きる事が少しでも豊かにと願い…表現する。2016年 稲田 峻
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