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『21世紀空間思考展』
大阪高島屋 2027年1月20日〜25日 東京日本橋高島屋 2027年2月3日〜8日
大阪高島屋 東京日本橋高島屋
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第8回 風の会展
2025年7/12(土)〜8/3(日)
雪梁舎美術館
新潟県新潟市西区山田451 -
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Incontro@Arte ~ 風の会2025 in Firenze ~ 雪梁舎・フィレンツェ美術アカデミア共同企画
2025年11月21日(金)〜12月3日(水)
フィレンツェ美術アカデミア「ギベルティの部屋」・アカデミア・デッレ・アルティ・デル・ディゼーニョ
Via Ricasoli, 58/60, 50129 Firenze FI, イタリア -
「生マレ出ズルコト」
ある季節ずっと咲いているように見える花も、実は短いスパンで入れ替わっており、そのように普段見えている 様々な形は実態があるようでなく…、その曖昧な視覚は人間の存在の有無さえも間違う事なく流れていく時間の 情緒感を伴いながら巻き込んでいる。
私が使用する岩絵の具は他の顔料より粒子が粗く、画面の中でまるで生きているように重なり混ざり合いながら 美しいハーモニーをかもし出す。様々に発色する色は、光のない体内で鼓動する心音のように変化し、やがて 描いている人体も背景も形となり無形となり、流動する粒子はいつでも何物にも変化できる状態で存在して いるようにも感じる。まるですべての物質を作っている素粒子のように…。
連綿と繰り返される人間の生そして死、またすべての物質が「生マレ出ズルコト」は、実はその素粒子が流動し 変化した今の時点での現象であるに過ぎない。限られた命の時間の中、生という奇跡の時を感じることで、 今を生きる事が少しでも豊かにと願い…表現する。2016年 稲田 峻
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